らでぃっしゅぼーやは平飼い卵を長野県や山梨県、埼玉県など全国9つの生産者と契約しています。
お試しセットに入っていた平飼い卵は、長野県の会田共同養鶏組合で生産されたものでした。
卵かけごはんにするとコクがあり、だし巻きたまごにするとクセがなくあっさりとした味でとても美味しかったです。
そんな美味しい卵を産んでくれる鶏たちはどんな環境で育ち、どんなものを食べているのでしょう。
羽をのばしたい時にのばし、くちばしで地面をつつき、自由に歩きまわり、安心安全な餌を食べる。
卵の生産効率は悪くなりますが、ケージ飼いではできない生き物本来の本能を叶える平飼い飼育だからできる美味しい卵なんですね。
今回はお試しセットに入っていた平飼い卵の産地、会田共同養鶏組合ついてご紹介していきます。
鶏目線で平飼い飼育に取り組んでいる養鶏者さんです。
長野県会田共同養鶏組合の飼育
会田養鶏組合は高原の爽やかな空気が漂う長野県松本地方にあり、6万3千㎡の広大な敷地でのびのびと飼育されています。
らでぃっしゅぼーやとは1988年から平飼い飼育の研究を始めており、35年のお付き合いです。
ストレスの少ない幸せな環境=アニマルウェルフェア
アニマルウェルフェアとは、家畜にとってストレスや苦痛の少ない飼育環境を目指す考え方です。
会田共同養鶏組合の鶏舎は日光がさし、風が入る快適な環境でアニマルウェルフェアを実践しています。
例えば、ゲージに入れられた鶏は羽をの伸ばしたり、自由に歩きまわったりといった鶏本来の動きができません。
人間だったらと考えると…。ストレスどころの話ではないですよね。
会田共同養鶏組合では、自由に動き回ったり、止まり木に止まったり、くちばじで地面をつついたりと鶏本来の習性にそった生活ができる環境で飼育しています。
ストレスが多い環境で産まれた卵とストレスの少ない環境で産まれた卵。
ストレスのない、のびのびとした環境で産まれた卵を食べたいと思うのは自然なことですよね。
安心安全な餌
餌は遺伝子組み換えをしていないの飼料、収穫後の輸送中に農薬散布されていない飼料を与えられています。
遺伝子組み換えの飼料って特定の除草剤や害虫に対して抵抗する力を持っているんです。
アメリカの穀倉地帯で空から小型セスナ機がバーっと除草剤を散布している光景を映像などで見たことがあるかと思います。
遺伝子組み換えされたとうもろこし(=飼料)は、除草剤をまいても除草剤に対して抵抗する力をもっているので枯れないんです。
でも、もちろんとうもろこしに除草剤はついたままです。
また、遺伝子組み換えされたとうもろこし(=飼料)は害虫が食べると死んでしまう遺伝子を持っています。
鶏が食べても死なないけど…。でも…ですよね。
さらに、とうもろこしなどの飼料は船などの輸送中に虫が付いたり腐ったりしないように農薬が散布されます。
業者にしてみれば虫がつかず、腐らずときれいな状態の方が都合がいいのは当然なのですが、食べる立場からすると農薬も一緒に食べているようなものですね。
このようなことから、会田共同養鶏組合では
- 遺伝子組み換えをしていない飼料
- 収穫後の輸送中に農薬散布されていない飼料
を仕入れて自家の配合工場で飼料を製造しています。
何を入れているのかがきちんとわかる自家配合は安心ですね。
鶏が餌を食べ、その身体を通して卵が作られます。
背景がわかると安心安全な餌を食べた鶏が産んでくれた卵を選びたくなりますよね。
まとめ
らでぃっしゅぼーやの平飼い卵の生産養鶏所のひとつ、長野県の会田共同養鶏組合の鶏たちは、日光や風の通る鶏舎で羽をの伸ばしたり、自由に歩きまわったり、地面をつついたりといった鶏本来の習性に沿った生活を送っています。
また、遺伝子組み換えをしていない飼料、輸送中に農薬散布されていない飼料を選び、自家配合した安心安全な餌を与えています。
ストレスの少ない環境で、安心安全な餌を食べた鶏が産んだ卵。
らでぃっしゅぼーやの平飼い卵ならではのメリットです。
スーパーではなかな出会えない卵ですので、お得なお試しセットでぜひ試してみてくださいね。